GA4 PV数_ 意味と確認方法を解説
本記事では、GA4でページビューを確認する方法を詳しく解説します。
「イベント」を使った全体ページビューの確認方法から、「ページとスクリーン」によるページ別確認、そして「探索」を用いたカスタマイズ分析まで、具体的な手順を分かりやすくご紹介します。 GA4の分析機能を活用することで、Webサイトのアクセス状況を把握し、改善策を検討することができます。 ぜひ、本記事を参考にして、GA4で効果的な分析を始めてみてください。
GA4におけるPV数とは
ウェブサイトのページが表示された回数を示す指標です。Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを用いて計測できます。ページにトラッキングコードが埋め込まれ、ページが読み込まれると、アクセス解析ツールにデータが送信され、ページビュー数がカウントされます。例えば、ユーザーがトップページからページA、その後ページBへと遷移した場合、ページビュー数は3となります。
PV数と表示回数: 2つの指標の違い
Google Analytics 4（GA4）では、データストリームを作成することで、WebサイトとiOSやAndroidなどのアプリを同一のプロパティで計測できます。同一のプロパティでWebとアプリを計測する場合、「ページビュー数」と「表示回数」の数値に大きな差が生じる可能性があるため、注意が必要です。これは、GA4がWebサイトとアプリの両方からのデータを集計し、ページビューとスクリーンビューを統合して表示するためです。つまり、同じ画面やページが複数回表示された場合でも、それぞれが個別のビューとしてカウントされます。
PV数とUU数: ユーザー行動を理解する
ウェブサイトのアクセス状況を把握する上で重要な指標の一つに、ユニークユーザー数があります。これは、特定のページを閲覧したユーザーの数を表し、GA4では「合計ユーザー数」として計測されます。
例えば、AさんがページAからページB、そしてページCへと移動し、最終的にサイトから離脱した場合、ページビュー数は3となります。しかし、ユニークユーザー数はAさんが1人であるため、1となります。
PV数とセッション数: ウェブサイト滞在時間の比較
ウェブサイトへのアクセスを分析する際に、重要な指標となるのがセッション数です。セッションとは、ユーザーがウェブサイトにアクセスしてから離脱するまでの一連の行動を指します。具体的には、ユーザーがウェブサイトにアクセスして、ページを閲覧したり、商品を検索したり、購入したりするなどの一連の行動を指します。セッション数は、この一連の行動が何回発生したかを表す指標です。
例えば、ユーザーがウェブサイトにアクセスして、商品ページを閲覧し、カートに追加し、購入を完了した場合、これは1つのセッションとしてカウントされます。ユーザーがウェブサイトにアクセスして、商品ページを閲覧し、カートに追加し、購入を完了せずに離脱した場合も、これは1つのセッションとしてカウントされます。
セッション数は、ウェブサイトのアクセス状況を把握するために重要な指標となります。セッション数が多ければ、ウェブサイトへのアクセスが多いことを示し、セッション数が少なければ、ウェブサイトへのアクセスが少ないことを示します。セッション数を分析することで、ウェブサイトの改善点を見つけ出すことができます。
セッション数を分析する際には、PV数やユーザー数などの他の指標と比較することが重要です。PV数は、ウェブサイトのページビュー数を表し、ユーザー数は、ウェブサイトにアクセスしたユーザー数を表します。セッション数、PV数、ユーザー数を比較することで、ウェブサイトのアクセス状況をより詳しく把握することができます。
セッション数は、ウェブサイトのアクセス状況を分析する上で重要な指標の一つです。セッション数を分析することで、ウェブサイトの改善点を見つけ出し、より多くのユーザーにウェブサイトへアクセスしてもらうことができます。
PV数とアクセス数: 訪問回数とページ閲覧数の違い
アクセス数は、Webサイトにアクセスされた回数のことです。つまり、ページビュー数（PV数）と同じ意味になります。PV数は、Webサイトのアクセス状況を測るための基本的な指標です。アクセス解析を始める際には、PV数の意味を理解することが重要です。
平均PV数: サイト内のページ閲覧状況を知る
ユーザーがサイトを訪れた際に閲覧するページ数の平均値を示す指標が、平均ページビュー数です。平均ページビュー数は、ウェブサイト全体のページビュー数をセッション数で割ることで算出されます。
GA4でPV数をチェックする方法
Googleアナリティクス4（GA4）でページビュー（PV）数を確認したい場合は、「表示回数」と「イベントのページビュー（page_view）」の2つの指標が使用できます。PV数のみを確認する場合は、標準レポートが便利です。一方で、PV数以外の指標を併せて確認したり、レポートを自由にカスタマイズしたい場合は、探索レポートが適しています。
特定ページの表示回数を確認する
Googleアナリティクスの「レポート」>「エンゲージメント」>「概要」をクリックすると、サイト全体における表示回数の合計値を確認できます。
標準レポートで「ページビュー数(イベント)」を確認
アプリの利用状況を分析する際に、ページビュー数は重要な指標の一つです。ページビュー数は、ユーザーが特定のページを何回閲覧したかを表す数値です。アプリでは、イベントのpage_viewがサイトのページビュー数として計測されます。
アプリのページビュー数を把握することで、ユーザーがどのページに興味を持っているのか、どのページで離脱が多いのかといった情報を得ることができます。これらの情報は、アプリの改善に役立ちます。
・アプリのページビュー数は、[レポート>エンゲージメント>ページとスクリーン]をクリックして確認できます。
・このページでは、[各ページの表示回数]を確認できます。
ページビュー数を分析することで、アプリの改善に役立つ貴重な情報を得ることができます。
探索レポートで「表示回数」を確認
ウェブサイトの分析機能を活用することで、特定のイベントのページビュー数を把握することができます。イベントのページビュー数は、ウェブサイト全体のページビュー数と、個々のページのページビュー数を比較することで確認できます。
具体的な手順としては、まず、[レポート>ライフサイクル >エンゲージメント>イベント]をクリックします。次に、[イベント名のpage_view ]をクリックすると、ウェブサイト全体のページビュー数が表示されます。
さらに、下部には、各ページのページビュー数が表示されます。この情報を利用することで、特定のイベントに関するユーザーの関心を分析することができます。
GA4でわかる、PV数のすべて
GA4では、PV数という指標を使って、ウェブサイトへの訪問状況を詳細に把握することができます。ページビュー数、表示回数、セッション数など、さまざまな指標と組み合わせることで、ユーザーの行動パターンやサイト内の動線などを理解し、より効果的なウェブサイト運営が可能になります。